マイクロソフト製の定番メディアプレーヤー 安定した操作性に定評
Windows Media Player(ウィンドウズメディアプレーヤー/WMP)はマイクロソフトが開発している定番のメディアプレーヤーです。動画・音楽再生、音楽CDの取り込み、音楽や動画のライブラリ管理、動画のストリーミング再生などの機能を搭載しています。20年余りにわたって開発が続けられ、Windowsに標準で搭載されていることもあり、多くのユーザーに利用されています。最近ではiPodとiTunesのコンビに押されることが多くなってきましたが、ゲームソフトやストリーミング映像を中心に根強い用途があります。
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Windows Media Playerのインターフェースはバージョン11で大きく改善され、非常に洗練されたものとなりました。画面は、映像の表示パネルを中心に、上下にメニューと操作ボタンが、左右にはライブラリと再生リストが配置されています。再生、一時停止、早送り・巻戻し、シャッフルや連続再生などの基本操作が画面下部から直感的に使えるようになったのも、嬉しい改良です。
もう一つのポイントは、ライブラリ管理にあります。Windows Media Playerのライブラリ画面で目に留まるのは、CDジャケットの画像あるいは映像のサムネイル(小さな画像)でしょう。CDジャケットやサムネイルがずらりと並んだ画面は、まるでカタログを見ているようです。さらに嬉しいことにインクリメンタル検索にも対応していて、検索窓で文字をタイプするにつれて、表示結果が絞り込まれます。目的の映像や音楽も、数文字タイプするだけで見つかるというわけです。
Windows Media Playerには、ポータブル音楽プレーヤーと接続して、音楽や動画を転送できる機能があります。ただiPodのような人気のあるポータブル音楽プレーヤーとの接続ができないため、音楽を持ち歩くことをメインに考えている人にはあまり向いていません。iPodやiPhoneとの親和性の高いプレーヤーであれば、iTunesが、Androidとの親和性であればSongbirdがお勧めです。また、再生できる動画や音楽のファイル形式も多いとは言えません。多くのファイル形式に対応しているメディアプレーヤーとしては、UMPlayerやVLCメディアプレイヤーがお勧めです。
Windows Media Playerは、熟成された機能と操作性を兼ね備えた、マイクロソフト定番メディアプレーヤーです。
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